クラウドバックアップを利用し(Cloud Backup Center)、ASUSTOR NASからAmazon S3にデータをバックアップする方法を紹介します

コースの目標

このコースを修了すると、以下のことができるようになります:

1. クラウドバックアップの基本を理解する
2. クラウドバックアップを利用し、NASからAmazon S3に、またはその逆にデータをバックアップする。

前提条件

コースの前提条件：

なし

次の項目についての実際上の知識を持つ受講生を対象としています:

該当なし

概要

1. クラウドバックアップ入門

1.1 クラウドバックアップとは何か?

2. Amazon S3クラウドバックアップジョブを作成する

2.1 NASからAmazon S3にデータをバックアップする

2.2 Amazon S3からNASにデータをバックアップする

1. クラウドバックアップ入門

1.1 クラウドバックアップとは何か?

ASUSTOR NASユーザーはクラウドバックアップを利用し、NASからAmazon S3に、またはその逆にデータをバックアップできます。 Amazon S3 (Simple Storage Service) はAmazon Web Servicesが提供するクラウドストレージサービスです。クラウドバックアップのすぐれた機能の1つは、それを利用するとすべてのNASデータをオフサイトでバックアップできることです。オフサイトバックアップの主な目的は、環境災害、盗難、ハードディスクまたはその他の機械の故障の場合に災害復旧できることです。データがオフサイトですでにバックアップされていれば、災害復旧の努力は簡素化され容易になります。 Amazon S3の公式Webサイト: http://aws.amazon.com/s3/

ASUSTOR NASにCloud Backup Centerアプリをインストールすると、Amazon S3、Backblaze B2、Microsoft Azure Blob Storage、Google Cloud Storage、Alibaba Cloud、Baidu Cloud、Baidu Intelligent Cloud、IBM Cloud、hicloud、Rackspace Cloud Files、Box、SFTP、WebDAVなど、一般的に使用されている多くの商用クラウドスペースをバックアップできます。 クラウド、百度クラウド、IBMクラウド、hicloud、Rackspace Cloud Files、Box、SFTP、WebDAVなど、クラウドハードドライブと個人ストレージスペースを互いに結合し、即時またはスケジュールバックアップ、複数のバックアップタスクを実行し、複数のアカウントをバックアップすることができ、即座に重要なデータを保護し、パブリッククラウドの不測の事態を回避します。 パブリッククラウドを不測の事態から守ります。

2. Amazon S3クラウドバックアップジョブを作成する

ここでは、NASからAmazon S3に、またはその逆にデータをバックアップする方法を紹介します。 始める前に、システム時間と時間帯設定が正しいことを確認してください。 NASの時間をNTPサーバーと同期させることをお勧めします。

IAM コンソールにアクセスし、検索フィールドに IAM を入力します。

左側のユーザーをクリックし、次にユーザーの作成を選択します。

ユーザー名を入力した後、次に進みます。

第2ステップで、ポリシーを直接アタッチを選択し、AmazonS3FullAccess をチェックします。ポリシーの作成をクリックします。

これでこのユーザーに関する情報が表示されます。概要でアクセスキーを作成することができます。リンクをクリックします。

サードパーティーサービスを選択し、次に進みます。

Cloud Backup Center を設定する際には、今取得したアクセスキーとシークレットキーが必要です。

2.1 NASからAmazon S3にデータをバックアップする

Cloud Backup Centerをインストール

Amazon S3を選択し、Nextボタンをクリックします。

転送モードに[Upload (アップロード)]を選択し、Amazon S3アクセスキーと秘密鍵を入力します。完了したら、[Next (次へ)]をクリックします。

バックアップするファイルを選択し、[Next (次へ)]をクリックします。

(Amazon S3上の) バックアップ先フォルダを選択し、[Next (次へ)]をクリックします。

[Back up now (今すぐバックアップ)]または[Scheduled backup (定期的バックアップ)]ラジオボタンを選択し、[Next (次へ)]をクリックします。

[Scheduled backup (定期的バックアップ)]ラジオボタンを選択した場合、バックアップジョブの頻度、日付、時刻を設定できます。

バックアップジョブの名前を入力し、[Next (次へ)]をクリックします。

完了したら、バックアップジョブの設定を確認し、[Finish (完了)]をクリックします。

これでバックアップジョブは正常に作成され、指定した時間に実行されます。

2.2 Amazon S3からNASにデータをバックアップする

Cloud Backup Centerをインストール

Amazon S3を選択し、Nextボタンをクリックします。

転送モードに[Download (ダウンロード)]を選択し、Amazon S3アクセスキーと秘密鍵を入力します。 完了したら、[Next (次へ)]をクリックします。

バックアップするファイルを選択し、[Next (次へ)]をクリックします。

バックアップジョブに対してNAS上のバックアップ先フォルダを選択し、[Next (次へ)]をクリックします。

[Back up now (今すぐバックアップ)]または[Scheduled backup (定期的バックアップ)]ラジオボタンを選択し、[Next (次へ)]をクリックします。

[Scheduled backup (定期的バックアップ)]ラジオボタンを選択した場合、バックアップジョブの頻度、日付、時刻を設定できます。

バックアップジョブの名前を入力し、[Next (次へ)]をクリックします。

完了したら、バックアップジョブの設定を確認し、[Finish (完了)]をクリックします。

これでバックアップジョブは正常に作成され、指定した時間に実行されます。