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NAS 171

ADMアカウントのバッチ作成とインポート

ADMでユーザーアカウントのバッチ作成とインポートの方法を学びます

2023-07-21

コースの目標

このコースを修了すると、下記のことができるようになります:

  1. ADMでユーザーアカウントの新しいバッチを作成します。
  2. ユーザーのリストをインポートして、ADMにアカウントの新しいバッチを作成します。

前提条件

受講前提条件:

なし

次の項目についての知識を持つ受講生を対象としています:

該当なし


概要

1. はじめに

2. アカウントの作成

2.1 ADMアカウントのパッチ作成

2.2 アカウントのパッチをADMにインポートする

3. ユーザーアカウントインポート用のファイルを作成する方法





1. はじめに

ADMのバッチ作成機能を使うと、複数の連続したユーザーアカウント(学生番号など)を素早く作成することができます。
不規則な非連続アカウントの作成に関しては、アカウントデータをテキストファイル(*.txt、*.csv)に入力し、それをADMにインポートしてアカウントを作成することができます。




2. アカウントの作成

2.1 ADMアカウントのパッチ作成


ステップ 1

  • ADMにログインし、[アクセスコントロール] [ローカルユーザー] [追加] [複数のユーザーを追加します]を選択します。


ステップ 2

  • 次の情報を入力します:
    • ユーザー名(プレフィックス):各ユーザー名の先頭に使用するプレフィックスを入力します。以下の例では、「AST」を使用しています。「AST」は、作成したアカウントの各ユーザー名の先頭に表示されます。
    • サフィックスの長さ:ユーザー名のサフィックスに使用する桁数を選択します。ユーザー名のサフィックスは、ユーザー名のプレフィックスの直後にあり、数字のみで構成されます。
    • ユーザー名(開始番号):最初のユーザーのサフィックスに使用する開始番号を入力します。他のユーザーは、このユーザーの開始番号に基づいて順番に作成されます。
    • ユーザー数:作成するユーザー数を入力します。
    • パスワード:パスワードを入力します。 [ユーザー名と同じ]チェックボックスを選択して、すべてのパスワードをユーザー名と同じにすることもできます。
    • パスワードの確認:パスワードをもう一度入力して確認します。
    • Eメール:アカウントのEメールアドレスを入力します(オプション)。
    • ユーザーが既に存在する場合:[上書き]または[スキップ]を選択します。ADMが作成しようとしているのと同じ名前のユーザーを検出すると、既存のユーザーを自動的に上書きするか、新しいユーザーの作成をスキップします。
    • アカウントの有効期限:作成するアカウントの有効期限を設定する場合は、このチェックボックスを選択します(オプション)。
  • 以上の情報をすべて入力したら、[次へ]をクリックしてください。


ステップ 3

  • 作成しようとしているユーザーのグループを選択します。
  • 完了したら、[次へ]をクリックします。


ステップ 4

  • ここで、必要に応じてユーザーの使用割り当てを作成できます。
  • 完了したら、[次へ]をクリックします。

注:Btrfs では容量制限設定をご利用いただけません。


ステップ 5

  • ここでは、作成しようとしているユーザーアカウントの設定の概要を表示できます。
  • 設定を確認したら、[完了]をクリックしてください。


ステップ 6

  • これで、作成されたユーザーアカウントのリストとともに、新しいアカウントが正常に作成されたかどうかを確認できます。[OK]をクリックします。
  • これで、アカウントのバッチが正常に作成されたはずです。



2.2 アカウントのバッチをADMにインポートする


ステップ 1

  • ADMにログインし、[アクセスコントロール] [ローカルユーザー] [追加] [ユーザーのインポート]を選択します。


ステップ 2

  • 次の情報を入力します:
    • ファイルのアップロード (csv、txt):[参照]ボタンをクリックして、使用したいファイルを選択します。ADMに適したアカウントファイルの作成の詳細については、このドキュメントの最後にある「注意事項」セクションを参照してください。
    • ユーザーが既に存在する場合:[上書き]または[スキップ]を選択します。ADMが作成しようとしているのと同じ名前のユーザーを検出すると、既存のユーザーを自動的に上書きするか、新しいユーザーの作成をスキップします。
    • アカウントの有効期限:作成するアカウントの有効期限を設定する場合は、このチェックボックスを選択します(オプション)。
  • 以上の情報をすべて入力したら、[プレビュー]をクリックします。


ステップ 3

  • これで、作成しようとしているアカウントのプレビューと概要を確認できるようになります。
  • [OK]をクリックしてアカウントの作成を開始します。


ステップ 4

  • これで、作成されたユーザーアカウントのリストとともに、新しいアカウントが正常に作成されたかどうかを確認できます。[OK]をクリックします。
  • アカウントのバッチが正常に作成されたはずです。




3. ユーザーアカウントインポート用のファイルを作成する方法

ユーザーのリストを含むファイルをインポートすることにより、ADMでユーザーのバッチを作成できます。ユーザーのリストを使用してこのファイルを作成するには、以下の手順に従ってください。


方法 1、テキストエディタを使用する:

  1. テキストエディタで新規ファイルを開きます。
  2. 次の順序でユーザー情報を入力し、セミコロン(;)で区切ります。
    • ユーザー名
    • パスワード
    • 説明
    • 電子メール
    • クォータ (GB) (この設定は既存のボリューム全てに適用されます)
    • グループ (複数のグループにユーザーを追加する場合、グループ名をカンマで区切ります)
  3. 次の行に移動し、全ユーザーの入力が完了するまでステップ2を繰り返します。 各行は1つのユーザー情報を示しています。
  4. UTF-8 エンコードでファイルを保存します。

方法 2、マイクロソフトのエクセルを使用する:

  1. Excelで新規ファイルを開きます。
  2. 次の順序でユーザー情報を入力し、ひとつの行の列で区切ります。
    • ユーザー名
    • パスワード
    • 説明
    • 電子メール
    • クォータ (GB) (この設定は既存のボリューム全てに適用されます)
    • グループ (複数のグループにユーザーを追加する場合、グループ名をカンマで区切ります)
  3. 次の行に移動し、全ユーザーの入力が完了するまでステップ2を繰り返します。 各行は1つのユーザー情報を示しています。
  4. UTF-8エンコードおよびcsv形式でファイルを保存します。

注:

  • ユーザー名およびパスワードを除く全フィールドはオプションです。
  • アップロードファイルは、1メガバイトを超えることはできません。
  • アップロードファイルの内容は空にすることはできません。
  • アップロードファイル内の最大行数は4000を超えることはできません。
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