MediaConverter（メディアコンバーター）を使用してビデオファイルを変換します

コースの目標

このコースを修了すると、下記のことができるようになります：

1. メディアコンバーターを使用してビデオファイルを変換します。

前提条件

受講前提条件：

なし

次の項目についての知識を持つ受講生を対象としています：

LooksGood

概要

1. メディアコンバーターの紹介

1.1 タスク

1.2 スマートフォルダ

1.3 ログ

2. 変換するビデオファイルの選択

3. 設定

4. 付録

1. メディアコンバーターの紹介

メディアコンバーターは、最も速くて簡単な方法を使用して、ファイル変換タスクをバックグラウンドで実行できるようにします。メディアコンバーターを使用すると、Webブラウザまたは携帯電話／タブレットでビデオを再生するときに、ビデオ形式がサポートされていないことを心配する必要はありません。

ASUSTOR独自開発のハイパートランスコーディングテクノロジーは、CPUハードウェアアクセラレーション機能を利用して、ビデオファイルの変換をこれまでになく高速かつ簡単にします。ハイパートランスコーディングを使用してビデオファイルを変換すると、通常の変換時間を少なくとも10分の1に短縮できます。

ハードウェアアクセラレーションをサポートする現在のモデル：AS11/AS11TL、AS33/AS33 v2、AS31/32、AS50/51、AS52/53、AS54、AS61/62、AS63/64、AS66、AS67、AS70、FS67

1.1 タスク

• LooksGoodを開くと、下の図に示す画面が表示されます。続いて、[メディアコンバーター]を選択します。

• これで、メディアコンバーターの情報ページが表示されます。

1. 現在のステータス：メディアコンバーターが現在実行されているかどうかを示します。表示できる3つの異なるステータスは、準備完了、トランスコーディング、および一時停止です。
2. 進行中のトランスコーディングタスクの場合、次の情報が表示されます。
   • 名前：変換されるファイルの名前
   • 長さ：変換されるファイルの長さ
   • 変換されたファイル名：新しく変換されたファイルの名前
   • 残り時間：変換タスクが完了するまでの残り時間
   • ステータス：変換タスクのステータス
3. 今後のタスク：ここでは、変換タスクの順序、変換解像度を調整し、変換タスクを削除できます。
4. ここで、メディアコンバーターの機能ページを変更できます。他のページには、スマートフォルダとログが含まれます。
5. 変換タスクの追加ボタン：変換するファイルまたはディレクトリを選択できます。

ここでは、変換タスクを追加する方法を示します。

ステップ 1

• [追加]をクリックします。下の図に示すウィンドウがポップアップするはずです。
• 変換するファイルまたはフォルダを選択します。
• 完了したら、[次へ]をクリックします。

ステップ 2

• ここで、変換する解像度を選択できます（複数の解像度を選択できます）。
• 選択が終わったら、[OK]をクリックします。これで、変換タスクが正常に追加されました。

1.2 スマートフォルダ

ここで、スマートフォルダーを構成できます。 スマートフォルダに新しいビデオが追加されると、NASはそれらを自動的に変換します。

以下の例では、スマートフォルダーを構成するプロセスを示します。

ステップ 1

• [追加]をクリックします。

ステップ 2

• スマートフォルダとして設定するフォルダを選択するように求めるポップアップウィンドウが表示されます。
• お好みのフォルダを選択したら、[次へ]をクリックしてください。

ステップ 3

• デフォルトのビデオ変換解像度を選択し、[OK]をクリックして構成を完了します。

1.3 ログ

ここでは、変換タスクのイベントログを表示できます。失敗したタスクのアイコンを選択すると、タスクが失敗した理由に関する情報が表示できます。左側の列をクリックすると、Media Explorerに接続できるため、変換されたファイルを表示したり、再変換する必要があるかどうかを確認したりできます。

2. 変換するビデオファイルの選択

この例では、Media Explorerを介してビデオファイルを選択し、そのファイル変換を実行します。

ステップ 1

• LooksGoodを開き、[メディアエクスプローラー]を選択します。

ステップ 2

• メディアエクスプローラーに入った後、ビデオファイルを含むフォルダーに移動します。
• ビデオファイルのボタンを選択すると、変換構成インターフェイスがポップアップ表示されます。
• 適切な設定が完了したら、[OK]をクリックします。これで、ファイルが変換タスクとして追加されました。

3. 設定

ここでは、メディアコンバーターの詳細設定を構成できます。ここにある設定は次のとおりです。

スマート変換

• スマートコンバージョンは、ASUSTORが開発した独自の設定です。スマート変換を有効にすると、システムは現在のシステムリソースの可用性に基づいて変換を自動的に開始／停止します。

タスクスケジューリングの変換

• ASUSTORによって開発された専用の設定です。変換タスクスケジューリングを有効にすると、システムリソースの割り当てを改善するために、指定されたタイマー期間中にのみシステムを変換できます。

変換されたファイルを保存する場所

• ここで、変換されたファイルを保存する場所を選択できます。

4. 付録

• メディアコンバーターは、一度に1つの変換タスクしか実行できません。
• LooksGoodでサポートされている形式は次のとおりです。

注：

• ドルビーまたはDTSオーディオコーデックはサポートされていません。
• ADM 4.0にアップグレードすると、USBTVドングルはサポートされなくなります。