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Q: Windows 10 で TLS 1.3 を有効または無効にする方法は?

2024-06-25



#TLS # HTTPS # Windows 10

TLS 1.3は、セキュリティとパフォーマンスの面でTLS 1.2を改善した最新のセキュリティプロトコルです。TLS 1.3は、Windows 10にインストールされたすべてのアプリでまだ広く使用されていません。


こちらをクリックして、ASUSTOR NASに接続する際にどのTLSバージョンを使用すべきかについて詳しく学んでください。


Windows 11では、デフォルトでTLS 1.3が有効になっていますので、設定を変更する必要はありません。

Windows 10では、デフォルトではTLS 1.3は有効になっていません。TLS 1.3を必要とする、またはサポートするネットワークアプリを使用している場合は、Windows 10でTLS 1.3を有効にする必要があります。


  • Windows 10で、「タスクバー」の「検索」をクリックします。
  • 「regedit」 と入力すると、ここに 「レジストリエディタ」が表示されます。
  • 「開く」をクリックします。


TLS 1.3を有効にする:

  • 「レジストリエディタ」の左パネルにある以下のパスを検索します:
    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols\TLS 1.3\Client]
  • 「Enabled」をダブルクリックします。
  • 「値データ」フィールドで、数字を 「1」に変更し 「OK」をクリックします。


注:Windows10で上記のパスが見つからない場合は、このパスに従って右パネルを右クリックし、「TLS 1.3」、「Client」のキーパスを順番に作成し、2 つのDWORD(32ビット)値「DisabledByDefault」および「Enabled」で、デフォルト値は 0 です。

キーパスとデフォルト値を作成し、修正するためのWindowsの登録ファイルは、こちら からダウンロードすることができます。(MD5:b003f9e7fd0b825fafd02f915d7de0ca)


ただし、Windows 10で使用している一部のアプリがTLS 1.3をサポートしていない場合、TLS 1.3を有効にするとアプリが正しく動作しない可能性があるため、Windows 10ではTLS 1.3を無効にする必要があります。


TLS 1.3を無効にする:

  • 「レジストリエディタ」の左パネルにある以下のパスを検索します:
    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols\TLS 1.3\Client]
  • 「Enabled」をダブルクリックします。
  • 「値データ」フィールドで、数字を 「0」に変更し 「OK」をクリックします。


参考

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